
水郷エリアの水田も田植えが始まっていた。地上では桜も散り、本格的な春がやって来たが、果たして水中はどうなのか?そんな状況の中、水郷バスフィッシングへGo

先ず朝一は、久々の霞ヶ浦本湖エセハチから入る。この時期ナーベイトが効きそうなのと、昨シーズンはリアハチに行かなかった悔恨の念から、ファーストエリアに選択。
誰も居ない漁港周辺を、ナーベイトの表層スローリトリーブで誘ってみた。
すると・・・
ごんっ!

水面直下を走るナーベイトの下から「くわっ!」と襲いかかって来た。中々ファインでエキサイティングなバスだった。
しかしその後、バイトは得るものの、バスの凛々しい顔を拝むことが出来ない。そして、そうこうしている内にバイトすら無くなった。


フォン!フォン!!フォン!!!ブロロロロロォォォォォ~!!!・・・早朝の静寂をぶち破る下品な排気音。極悪隊長の登場だ。
やはりこの男が醜悪な気を撒き散らしていたのか。成程、急にバイトが遠のいたのも合点がいく

まあ、冗談はさておき、フィールド全体のコンディションは微妙。もう少し釣れても良いのだが、活性は良くない、いや、むしろ悪い。極悪のヤツも前川で1本確保が精一杯だと言う。
引続きエセハチエリアを攻める極悪と別れ、自身はSPS-1、SPS-2等の与田浦水系、そして水路A系の良さそうなピンスポットを探ったが、ノーバイトノーフィッシュの完全試合。
特に水路A系は、田植えを睨んで満水にキープされていたが、バスどころか魚っ気皆無。おそらく水門を開けずに、ポンプのみで水を引き込んだのだろう。今シーズンは絶望的だ

更には、昼食迄の時間調整で長島川を探ってみた。何時ものオダの上流部を軽く逮捕状で流す。バンクに適度な風が当たっていて良い雰囲気。
ガシっ!

崩れたゴロタの影から「くわっ!」と襲い掛かってきた

長さこそ短いものの、体高のあるファインバス確保に満足


昼食は極悪隊長と合流し純輝潮来本店で。相変わらず安定の美味さだったが、今回は少々しょっぱく感じた。今回のロットがたまたまそうだったのか、それとも加齢による舌の退化か?恐らく両方だろう。
そして念の為、極悪隊長の釣果を確認してみた。
黒「その後どうだったのか?」
悪「バイトはあるものの釣れません」
黒「・・・ところで嫁さんは連れてこないのか?」
悪「釣りは嫌い、いや、早起きがダメなようです」
昼食後は、藤代マンションの後片付けで撤収するという極悪と別れ、自身は与田浦東関道下で仮眠。暫し夢の中へ・・・

・・・15:00過ぎに仮眠から目覚めるも、強風は収まるどころか暴風へとグレードアップ、しかも冷たくて寒い。体感温度はかなり低く、下手すると風邪をひきそうだ。
そう言った理由で、風を避けているエリア前川に向かうも、釣り人多過ぎ。まるで全盛期の河口湖状態。エントリー出来るスポットが全く無い為、前川を諦め水郷エリア全体を東奔西走

そして誰も居ない水路Bに辿り着いた。風は避けていないものの、何とか釣りになる感じ。今日含め、最近調子の良い逮捕状で絨毯爆撃開始。
すると・・・
ゴ、ゴンっっ!!


サイズは大した事ないが、連続確保はやはり嬉しい

そしてフィールドに吹き荒ぶ風は、何時しか暴風を通り越して狂風となっていた。
・・・春の嵐の水郷から撤収。最近週末は荒天が続いている。次回出撃時はFineDayである事を切に望む

【釣果データ/4尾】
TIEMCO/PDL SUPER"1/2"SPIN 3/8oz T(インパクトシャート) 30up×1
JACKALL/TN50(ブルーバックタイガー) 30up×2、20up×1
【タックルデータ】
ROD:DAIWA/STZ661MFB REEL:DAIWA/ALPHAS AIR 7.2L LINE:SUNLINE/Shooter FC SNIPER(12lb)